時枝は、声だけでは、気づいてもらえないので、床をたたいてみることに、
その頃、階下の部屋では、ベビーシッター照子が、おんなのこの赤ちゃんの世話をしている。
午後6時半すぎ、赤ちゃんの父親が仕事から帰ってくる。
父親「どうも、お世話様です。」
ベビーシッター照子「お帰りなさいませ。」
ベビーシッター照子「今日は、とってもよく、おねんねしてくださいました。離乳食パックして冷凍庫入れておきましたので、いま、おなかいっぱいのはずですよ。メモ、ここにおいておきましたから。」
父親「ありがとうございました。」
ベビーシッター照子「では、失礼いたします。」
ベビーシッターが帰宅する。
ベビーシッターが帰宅後、上の階から、物音がするのに気がつく。
赤ちゃんが泣き出す。
父親「どうした。どうした。うーん。よっこいしょ。」
父親は、赤ちゃんを抱きかかえる。すると、赤ちゃんは、泣き止んだ。
結局、上の階で起きていることに、気づかなかった。
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