時枝は、必死に助けを呼んでいる。
時枝「助けて、助けて。」
その頃、隣の有岡宅では。
まり子「読んだに決まってる。確かに、右の引き出しに入れておいたんだもの。」
まり子は、自分の日記を、太一に読まれたことに腹を立て、母にそのことを言っている。母親のとし子は、
とし子「本当に、人の日記読んだんなら、謝りなさい。」
太一「読まねえよ。そんな、つまんねえもの。」
まり子「じゃあ、どうして、本の下なんかに置いてあるのよ。あたしが帰ってきたもんだから、急いで隠したんでしょ。」
太一「そんな、けちくせえまね。しねえよ。」
まり子「お母さん。勉強部屋別にしてよ。玄関の横の部屋、頂戴。」
とし子「おばあちゃんが泊まりに来たとき、どうするの? うちが引き取らなくちゃならないかも知れないのよ。一部屋くらい、開けとかなきゃ。」
まり子「今は、あいてるじゃない。もう、太一と一緒なんかいやだ。」
そして、2人は、けんかとなってしまう。
太一「お前なんか、さっさとどっか出て行っちゃえばいいんだよ。」
まり子「アンタが出て行ったらどうなのよ。」
結局、時枝の助けの声は、かき消されてしまう。。。
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